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モーニング娘。コンサートツアー2006春〜レインボー7〜 雑感2(ネタバレアリ)

4月22〜23日土曜日日曜日 名古屋市民会館

越谷2回、宇都宮2回と続けて、今回が初の土日参戦。 並びに、2日で4発というのも久々。旅日記みたいなのは既に本編の23日の日付に書いたので、 今回は、全曲紹介で行きます。

・1、HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜

オープニングはアルバムの一曲目でもあるこの曲からスタート。 両サイドの上段に4名ずつ、中央には新垣、小川がまず最初に幕を通したシルエット で登場して、曲の開始とともに、まず中央から幕が開き、ガキラップが炸裂してスタート。 曲は、どちらかというと、ノリを見つけ難い、ヘビィだけど跳ねない感じの曲では あるものの、Aメロでのクラップや、Bメロやサビでの分かり易いフリなどが、 従来こういう曲で若干起こりがちな、少し引いてしまいがちな雰囲気を打破している。 とは言え、物凄く盛り上がるといったところではなく、体を暖めるのに 丁度いい具合で、今作のツアーでは省かれている、1曲目の前のオープニングで 軽く盛り上がる部分を補いつつ、上手い具合にライブをスタートさせている様な 感触を持った。あと、この曲の1コーラス目のサビのメインのメロディは、 完全にれいなのソロであり、その部分ではれいなだけが、単独センターの様な形で ステージ最前に一人だけ降りてきて歌い、2コーラス目では4人が持ちまわりで そこを歌う構成になっており、この一曲目で既に、オープニングのガキさんと並んで、この二人の存在が際立つ 演出になっている。

・2、THE マンパワー!!!

2曲目は、アルバムでも2曲目となっているこの曲。 何度もアルバムを聴き返して、またライブでも何回も聴いたのだが、 この1、2曲目の繋がりと言うのは非常にスムーズでしっくり来る。 ともすれば、その個性的な印象により 何処に入れていいのか分かり難いこの2曲が、こんなに上手い具合に合うというのは、 一種の奇跡であり、マジック。この曲の盛り上がり具合は今更記述する事では ないだろうが、いかんせん1曲目からの流れがとてもいいので、非常に上手い具合に会場の テンションは急上昇。ちなみに、この曲が出た当初、自分はこの曲にあまり いい印象を持たなかったが、実際にライブに行ってこの曲を聴いてからは大好きになってしまった。 やはり、この曲は重低音の十分な環境で聴くべき。あと、この曲のサビで腕を上げ下げする フリを間違えると、結構恥かしい。今更だが、気を付けなくては。

・3、Go Girl 〜恋のヴィクトリー

1、2曲と来て間髪置かずにこれ。出だしからめちゃめちゃ暴力的な セットリストだ。一体どのくらいの場面で、この曲がライブのハイライトを彩ってきただろうか。 そのイントロだけで、ゴハン3杯はいける。 そして、2曲目のマンパワーと3曲目のGo Girlという非常に盛り上がれる、 全体で魅せるシングル二曲を持ってきたところで、娘。からのご挨拶は十分に成功。 客席側のテンションも最高潮。掴みは十分。 いや、それにしても、この曲もライブで聴くと楽し過ぎる。既に自分もこの時点で汗だくだく。 微妙にフリを忘れているところがあるけどw

モニターでメンバー紹介

やっとこさここらで小休憩。とは言え、従来のものより 一人一人の時間が少し短く、しかもゲストもいないとあって、水分を軽く取るくらいしか 時間がない。それに、推しの番が来ても突っ立っている訳にはいかないしw あと、 過去からのシングルジャケット一覧がメンバー紹介の頭と最後にざっと紹介されるのだが、 それは次の曲への伏線。

・4、SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜

1、2、3曲目の流れでお腹いっぱいかと思いきや、実はメインディッシュは ここから。先程のVTRから、3、2…とカウントダウンが始まり、 今ツアーでの最大の見せ場がやって来た。ピコピコしたイントロに乗せて 突き上げられた拳は、ステージ観客の境なく、 そのまま左、右、そしてまた左、右へと一斉に踊りだす。かつて体験したどんな曲よりも、 全体的にフリが揃っているかもしれない。楽しすぎる。先程摂ったはずの水分が一斉に吹き出すようだ。 それにしても、こんな破壊力のある曲を4曲目なんてところに温存してあるあたりが、 いやらしい。いっその事、3曲目と4曲目の間のメンバー紹介を抜かしてもらっても構わなかったが、 それをやると、まぁ色々大変なんだろうw ちなみに、この曲は新曲ということもあるのだが、 メンバーはTVみたいに終始センター付近に固まって踊っている為、サイドはあまりおいしくない。 あと、センターの高橋、れいなは、メロで一人だけ腕を挙げたりするパートがあるので、 やってみると近くに友達を見つけられるかもw あと、この曲で、出だしの左右を間違えると 隣とぶつかる危険性がある為要注意!

・5、パープルウインド

ようやくこのあたりから一段落。アルバムから、娘。全員で歌う曲の 一つが登場。それにしても、この清涼感は一体?散々盛り上がって火照った後だからこそ染み渡る、 夏の日の通り雨の様な清涼感がそこにはあった。アルバムを聴くだけでは得られなかったこの曲の 一面が覗けた事も、このセットリストの上手さ。オープニングからここまでは、 本当に言う事がない。ステージ上の娘。たちは、全曲とは打って変わって、 ステージ上下左右に展開。途中、2人か3人一組のダンスパートを挟みながら(敢えて言えば、 ここのダンスをもう少し工夫して欲しかったが)、爽やかに締め。

・MC1(ここは短い。次の曲の紹介程度)

・6、色っぽい じれったい

うー、この曲だけはCDで聴いても ライブで聴いてもまだあんまり好きになれない。 フリとかもそこそこ面白いとは思うのだけど……。 間奏で、亀と小春が二人だけのペアダンス披露。そこのダンスの内容は、曲の世界観にとても 合っていて、ちょっと頑張ってる感じの二人がとても良かったw 前曲のパープルウインドと併せて、 ここら辺から、全体から個々へと見せるポイントが変わってくるのが見て取れる場面。

・7、愛あらばIt's ALL RIGHT

前半の締めの曲として、微妙にノスタルジカル溢れるこの曲が 登場。それにしても、この曲のBメロを誰が歌うかというのは、 ピ〜スの台詞を誰が言うのかくらいに大きい事だと思えてならない。 安倍さんの最後の曲での一番大事な場面だというのが脳裏に焼き付いて離れないのかもしれないが、 この部分は、この曲で一番盛り上がる場面であるとともに、 娘。の精神的主柱のパートであるという印象を受ける。現在では吉澤リーダーが見事にそれを勤め上げている あと、いつもはPPPH!は嫌いなのだが、この曲だけはありかなと。なんというか、この曲のBメロでの 中心へと一挙に凝縮されるエネルギーみたいなのが、物凄い。まるで、娘。への賛美歌の 様な印象さえ受けてしまう。

・8、友達(♀)が気に入っている男からの伝言(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/藤本/田中/亀井)

道重、小春は次曲の為にステージ裏へ。ここから分散攻撃がスタートして、 まずは5thアルバムに入っている、実にかわいらしいこの曲が登場。 非常にレアな選曲で驚かされるが、ほんわかとした歌詞の内容やメロディからして、 めちゃめちゃ今のモーニングに合っているというのが気付かされる。 恐らく、この曲がリリースされた当時の娘。よりも 合っているのではないか。見事な選曲。そして、この曲で一番、いい仕事をしているのは、 まぁいつもかわいいれいなでも、「べーだ!」で可愛い仕草をする亀井でも、 「野球系の人」で、客席4階に向けて球を投げて打つ、小川吉澤ペアでも なく、2コーラス目のBメロでの「すごく 気が多すぎて 本命どれなの?」の パートを歌う、藤本ではないだろうか。歌詞を御覧になれば分かると思うが、 この歌は、主人公が恋が成立しそうな 友人に対してのアドバイスやなんやらをしているのだが、2コーラス目からは段々 その友人に対して腹が立ってくるという構成になっている。そして、 その2コーラス目のピークであるBメロの、この半ギレの歌詞に美貴様の声。 それまでの可愛らしさが、ここでギュッと締まって、非常にいい味を醸し出している。 この歌詞を美貴様に宛がったのは何処の何方であろうか。素晴らしいお仕事!

・コント

小川がメインの役どころで、先程の8人とともに戦隊モノのコント。 妙にやる気のある小川がレインボーレッド!とポーズを決めて、それぞれのメンバーに 無理やり色々やらせるというものだが、名古屋では、小川(レッド)→吉澤(ブルー)→藤本(グリーン)→ 新垣(イエロー)までは普通の流れだったが、初日はその後に、 亀井(手羽先)→紺野(親子丼)→高橋(ソースカツ丼)→田中(味噌煮込みうどん)と名古屋名物?に変化して、 二日目はさらに、亀井(手羽先)→紺野(きしめん)→高橋(天むす)→田中(モームス)と変化。 こっからMCは殆ど名古屋縛りに。あと、この後にステージから新垣、亀井、高橋、田中が 捌ける時に、「私達これから名古屋のおいしいもの食べてくるC〜」と 言うところで、初日の昼か夜で、一番最後のれいなだけが名古屋が他に出てこなくて誤魔化そうとしたところ、 小川が「言ってないでしょ」とれいなを引き止めようとしたら、高橋が「さわらんといて!」と 言ってれいなを連れて帰ったところが妙に面白かった(文面だけ見たら結構酷い内容になっているけど、 意外にそうでもない)。

・9、レインボーピンク(道重/久住)

コントの続きで、みんなに飽きられて一人ステージに残った小川が、 そうだ!こんな時は世界を救うあの二人を呼ぼう!と、登場するのがこの二人。 重ピンクと、こはっピンク。それにしても、名古屋のこはっピンクの大合唱は、中々に揃っていた様に 感じれた。それにしても、この曲は盛り上がらないとか言う人も多いようだが、それは 俄かに信じ難い話だ。自分は、この曲ではフリコピで大盛り上がり。確かにコールやジャンプは皆無だけ れど、ステージ上の狂った二名を見るだけでも十分に楽しめる。 あと、あのフリを踊るのはいつも少し恥かしい。

・10、銀色の永遠(藤本)

先程のカオス溢れる光景から一編。今度は藤本が自身のソロ曲から、 しっとりと歌い上げるこの曲をチョイス。ロマ浮かや、ブギトレなど派手な曲もいいが、 ここでこういったミディアムテンポの曲というのも、前曲との振り幅を考えると中々にいい。

・11、NATURE IS GOOD!(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/亀井/田中)

多分やらないだろうけど、やってくれたら嬉しい曲の一つであるこの曲が登場。 メインは吉澤とれいなで、殆どのパートを二人だけで歌っている。れいなヲタとしてはまたしても ここで非常に美味しいのだが、それにも増して、この曲でのれいなの遊び具合がとても可愛くて堪らない。 名古屋ではとても余裕が出てきたのか、合間に適当な合いの手を挟んだりするのが、ここ以降の部分でとても 多くなる。なお、この曲のフリはとても簡単で、中盤の合間にちょこっと盛り上がるという点では 丁度いい曲。

・MC2(新垣/亀井/田中)

例の巻物本の紹介も兼ねたMCコーナー。宇都宮のような小話 は名古屋ではカットされており、比較的淡々と進められる。ちょっと残念。 ただ、最後のれいなの絶叫が、手羽先サイコーや、天むすサイコーなど名古屋っぽくなってた。 あと、いつの回だったか忘れたけど、そこでれいなが思いっきり噛んでたw

・12、無色透明なままで(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本)

この曲もアルバムからの曲。ツアー開始当初は、微妙にリズムが 狂う場面があって、リズムが取り難いのかな?とも思ったが、流石にツアー後半ではすっかり 良くなっており、何の心配もない。あと、小川のファルセットの綺麗さには毎回驚かされている。 意外にと言っては失礼だが、高音域の綺麗な声が出せるのは印象になかった。

・13、大阪 恋の歌(高橋)

この曲は問題だ。何故かって?それは、この曲の時だけ、ステージのレベルが 全然違って来るのだ。セクシーボーイ等で、主役を半分れいなに譲り気味で、 少し引いた位置から安定的なパフォーマンスをするのは仮の姿か。この曲では 歌、ダンスとも余すところなく、そのレベルの高さを見せ付けている。 しかも、その憂いを帯びた曲の雰囲気が、高橋自身と激しく合致している。 正直、娘。で見たときよりも、高橋一人のこのステージの方が、いいものに見えてしまう。 そして、その余りの変貌振りに、高橋はひょっとしたら、ソロでやりたがってるんじゃないかと思えてしまう 程だ。れいなも、最近は歌、ダンスともにとても充実している様に見受けられるが、 やはりこの高橋を見てしまうと、まだまだなのか、と思ってしまう。 それにしても、毎度の事ながらこういう高橋を見ると、 やよーやよーとかバカな事言ってるのと凄いギャップw ちなみに、この曲では自分は勿論、微動だに出来ない。それ程までに、凄い。

・14、レモン色とミルクティ(新垣/亀井/田中/道重/久住)

前曲の高橋空間から脱却するには打ってつけ、6thアルバムからこの曲。 この曲も是非一度聴いてみたかったので、とても嬉しい選曲。 それにしても、この曲での全員の可愛らしさと言えば、筆舌に尽くし難いが、 中でもガキさんの勢いというのが、この派手派手しい曲調に見事なまでにフィットしている のが、印象的過ぎるほどだ。あと、亀井の少しふわふわした声が、見事なまでに アクセントになっているのだが、そんな亀井さんは、二日目の夜公演で、 見事なまでに、Aメロの出だしの自分のパートをド忘れw お前だよ!の意味を込めて、その後 きちんと、えりりん!と、合いの手を入れて置いたのだが、それにしても、娘。で 歌詞のド忘れというのは珍しい。以前、某メロンさんの某あゆみはツアーの最中しょっちゅう 歌詞を飛ばしていたのだが、それが懐かしいw

・15、青空がいつまでも続くような未来であれ!

この中盤の一つの山がここ。アルバム曲から、アルバムのメインチューンである この曲が、なんとここに。前半の大事なところで使える程の曲ではあるだろうし、 少々も勿体無い気もするが、ここでこの様な曲を惜しげも無く使えるあたりに、 今ツアーの贅沢さが伺える。曲はひたすらポップに盛り上がる。Aメロに小刻みにピョンピョン跳ねる フリも楽しいし、サビでの手をくるくる回すフリも、一体感があってとても楽しめるが、 この曲での一番のハイライトは、間奏明けのオケが落ち着いたところから大サビに繋がる 大合唱だ。間奏のところで下のスクリーンに歌詞が出て、娘。達が客席に向かいマイクを向けて 始まる大合唱は、曲のラストまで続き、このライブにおいて非常に印象深い一面を作り出しているが、 唯一残念な事があるとすれば、その印象が中盤ということで若干薄まっている事だ。 然るべき場所で使えば、多分もっと強かっただろうとは思うのだが。 あと、この曲での娘。の面々の弾け方が、ツアー終盤にもなると中々に様になっており、 客席に向かってコールを求めたり、マイクを向けたり、かなり自由。 れいなも、一人でFU FU〜とかやってみたり、とても楽しそう。

・16、ザ☆ピ〜ス!(VTR→2番からメンバー登場)

メンバーが一旦捌けてからピ〜スのVTR上映。とは言え、その 内容はライブのゲネプロを撮影したであろうもので、ライブという流れを そこまで損なわない様に作られてある。ここでの観客のノリは各自様々。 ヲタ芸を打つのも良し、PPPH!してみるのも良し、まずは水分補給するのも良し。 と、そんな事をしていると2コーラス目から娘。達が一斉に登場。それにしても、 ピ〜スの2コーラス目というのは久々に聴いたような気がする。 その意味でも、1コーラス目のVTRというのは有り難かったかも。そしてこの曲の勢いは言わずもがな。 盛り上がるものは盛り上がる。この曲のこの扱いには賛否あるかもしれないが、 ただ、ツアーの曲中、最も古く、唯一5期以前の曲あり、 また一般にも最も認知のあるであろうこの曲をこういう扱いにすると言う事は、 製作サイドの新しいモーニングを見せるという意思も感じる事が出来、 ある意味とても清清しい。ただ、前曲の青空からのいい流れが途切れてしまったという事では残念かも。

・17、INDIGO BLUE LOVE(新垣/亀井/田中)

今ツアーで最もフューチャーされているであろうこの3名による曲が、 ようやくにしてここに。この曲のエロさは各所で語り継がれているので もはや言う事は残ってないであろうが、数点挙げるとするならば、この曲での淫靡なまでに 柔らかいガキさんの腰使いと、最初のAメロでスクリーンにクローズアップされたれいな の美しさが心を惑わして仕方がない。亀は、どうも、自分の面白いキャラの要素が 体から溢れ出していて、それが、どうも曲の世界観から外れていて、それが亀らしいと言えばそうなのだが、 ちょっと物足りない。ただ、二日目の夜で、レモン色で歌詞飛ばしをして落ち込んでいたのか、 その時だけは自分の色というかエネルギーがいい具合に抑えられており、 この時は落ちついたいい歌を聴かせてくれた。これまた可笑しい話ではあるものの、 こういった事は往々してある。

・18、恋は発想 Do The Hustle!(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本/道重/久住)

ここも分割攻撃ではあるものの、曲の繋がりから、ここから 終盤に入っていく感じを受ける。この曲の特筆すべきはそのフリではあるけれども、 もう一つ、「名古屋キャッスル」という歌詞があるのを忘れてはならない。 いや、自分もすっかり忘れていて、娘。の面々もすっかり忘れていたのかもしれないが、 初日の夜からは最初のMCあたりで、 このフリをみんなやってね、という風に名古屋キャッスルの 部分のフリを客席にレクチャー。お蔭で、それ程目立つ事もないこの曲が 名古屋公演の間は重要なハイライトに変化したのは、まさにご当地遠征の醍醐味。 しかしながらステージ上には、れいな他、ガキさんも亀もおらず、 折角こんないい場面が演出出来たのに、娘。全員で歌っていないというのがとても勿体無かった。

・19、直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜

前曲からの流れに乗って、全員集合して、いい具合の盛り上がりで直感2。 アルバム新録のリミックスに、従来の直感2の間奏を加えたバージョン。 散々言われたこの曲も、ライブで聴くとやっぱりめちゃめちゃ盛り上がるし、それに輪を掛けて、リミックス バージョンのアレンジが、この曲のバカっぽさをさらに増長する形になっており、 この場面がライブで一番混沌としているかもしれない。あと、間奏での照明もいい味を出してる。 この部分で怒涛の後半に向けて、準備はばっちり。

・MC3

ここで一段落。吉澤リーダーがまず軽く話して、そこから2、3人のメンバーに 話を振って、MCが進行。ここでも名古屋ネタがまたまた登場するのだが、二日目の紺野の名古屋名物ラッシュには、 恐らく、ステージ、観客の殆どがあきれ返る程の勢い。途中出てきた、おくらトースト?ってのは 自分も初耳w ところで、事前に大体誰に振られるかは決定しているようで 各自事前にネタを仕込んでいるようだが、二日目の夜の一番最後だけ決まってなかったようで、 吉澤リーダーが誰がいい?と客席に尋ねた結果、なんと、おいしい事にれいなをご指名! ああ、やった、れいなヲタの声がリーダーに届いたのだ、と喜んだのも束の間、 なんとれいなさん滑ってしまいました。挙句、横にいた藤本にフォローまでお世話になる始末。 いやー、でも、やっぱりれいなはこれくらいグダグダがいいとは思いつつも、 おいしいところでいい事言えなかったのは残念!

・20、女子かしまし物語3

後半いくよー、の合図とともにこの曲。直感2でいい勢いが出てきたものの、 前のMCと、この曲で少しパワーダウンした感は否めない。流れに うまい事乗っていれば、多分かなりのテンションで楽しめるものの、 乗り遅れると後々厳しいかもしれない。 しかしながら、一番最後の久住のパートは、イントロの「久住、久住、ワォ!」がCD音源よりも かなり長くなってたり、最後の「くっすみ、く〜う〜すみ〜」で大合唱が起きたり と、いやに盛り上がる。あと、れいなの「決めたけん もう変わらんもん」が 生で聴けるのはやっぱり最高だ。

・21、浪漫〜MY DEAR BOY〜

この曲ってここまで盛り上がる曲だったっけ?と、今更ながらに思ってしまう。 本編ラスト一個前で、一番盛り上がるところに登場するのがこの曲。 兎に角、イントロ、サビ、間奏とめちゃめちゃ高密度で盛り上がるが、 ただ、この曲に乗り切れるかは、サビのフリコピが出来るか出来ないかで結構 変わってくると、経験則で感じてしまう。あと、個人的にこの曲では結構紺野に目がいってしまう。 何故か、この曲には紺野が似合うんだよな……

・22、なんにも言わずにI LOVE YOU

たっぷり盛り上がった後で、本編ラストは4thからこの曲。 吉澤リーダーがまず出だしのサビを歌って、そのあとに高橋が「これが最後の曲です」と言い、 ようやく、ここでこのライブの終わりが近付いて来た事を知らされる。 メンバーはステージ最上段に一列になり、Aメロを 左から順番に歌っていく。下から見上げれば、その様子は壮観だろう。 間奏空けのフェイクは、主に高橋と、紺野新垣が担当。今回のツアーは中型ホールが 主だった会場になっているのだけれども、SSAでは、この曲が魅せる、空間への広がりが最大限に生かされる だろう。とても楽しみだ。ただ、この曲が生きる為にも、もう少し、その前の 盛り上がりを派手にして欲しかったな、とも思わなくもないが、 それでもコンサの手ごたえ自体は、ここで既に十分。 あと、後日談で、この時ミキティが風邪を引いていたらしいだが、 ステージ上でもこの曲のイントロで鼻をめちゃめちゃすすっていたのが見られた。

・encall

ここの出だしが、ホールの会場という事もあろうか、かつての娘。コンでは ありえない程に、アンコールの声が揃う。それに少し驚きつつも、ちょっと嬉しい。

・MC4

ここでようやく、初めて全員でMC。本日のライブの感想を。 昼公演は大体どのメンバーもありきたりな事を発言しているが、 夜公演では全体的にとても盛り上がっているのか、各メンバーが殆どアドリブ。 確かどっかで高橋が一回噛んだけれども、こういうのが一回くらいないと、面白くないw

・23、ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。

アンコールも盛り上がって行こうね〜、とれいなが叫べば、この曲の出番。 現娘。の抱える大砲の一つ、ラブピがようやくここに登場! こんだけ盛り上がるなら、出来れば本編のラストの方でやって欲しかったなぁ〜という気持ちもありつつも、 しかしながらやっぱり、素晴らしい盛り上がり。右肩がつるw

・24、さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!

そして、ラストの曲はアルバムでも実質ラストを飾るこの曲。 インパクトはあるものの、感動という点ではいまいちなので、 出来たら本編ラストくらいに使って欲しかったなぁとも思いつつ、 手をくるくる回すれいなに激萌えしつつ、そのれいなが ラストに一箇所左右を間違えて恥かしがっているのを見てにやにやしつつ、 この素晴らしい1時間45分に幕を閉じる瞬間が来た。 曲の最後、ラストの吉澤リーダーの台詞だけを残して、恒例のみんなで手を繋いで万歳! 左右のお客さんにも別れの御挨拶。そして再び中央に集まったモーニング娘。を代表して、 最後に残された「それではさよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ〜」の台詞を、 リーダーが絶叫し、見事にライブがここに完結。 その最後の台詞のはまり具合に、ここを想定してこの曲は作られたのか、と思わされてしまう程だ。 そして、曲の終了とともに、サイドに捌けてゆく娘。の面々。ここは最後だけど、意外にあっさり。

・endroll

先程の「さよなら SEE YOU AGAIN〜」のカラオケに乗せて、スクリーンに 各メンバーの最後の挨拶が文章で。なお、そのバックには、ライブのハイライトの 映像がそれぞれ登場するのだが、名古屋では、それが全面的に更新されていた。 そして最後に、ライブの終了を継げるかの如く、アナウンスで、 「さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!」の声が。 その瞬間、まるで堰を切ったかのような歓喜がそこら中で沸き起こり、 見事、ライブは本日も大成功!いい酒が呑める。

(06/04/28)

と、まぁずら〜〜っと書いてきましたが、それでもまだまだ自分には見つけ切れてない 部分が沢山あるように思えてならないのが本音。メンバーの深いパーソナルだったり、 特色、得意技だったりというのが、久々に娘。に戻ってきた自分にはまだまだ見えていない かもしれない。そして、自分の推しのれいなの事でさえ、自分はまだ全然分かっていないだろうし、 それこそ今まで2年3年ヲタをやってきた人達に比べれば、まだ知らないのも同然かもしれない。 しかし、それを肌で、どのくらいの差があるかというのを感じれた今回の名古屋遠征4公演は、 それだけで十分に価値があったと思えたりもする。ここからがスタート。

次回は、娘。コンラストの地、SSA。実はこの文章をしたためている間に、 紺野と小川の卒業が発表されてしまい、今度はその二人にとっても娘。の単独コンとしてはラストに なってしまうので、これまでのフラットな目線が確保され難いかもしれないという心配が あるが、それでも、出来るだけの事、今のモーニングというものを十分目に焼き付けてこようと思う。

あと、次回のライブレポは、推しのれいなを中心に、書く予定。もし宜しければ、 次回もお楽しみに。

(06/04/30)

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