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モーニング娘。コンサートツアー2006春〜レインボー7〜 雑感(ネタバレアリ)

4月2日日曜日 宇都宮市文化会館

予報は生憎の雨模様。朝に南関東にある自宅を出てから数時間、経費節約の為に 東武を使う。伊勢崎線から日光線を乗り継ぎ栃木に入ったが、如何せん、寒い。流石は北関東。 気温が上がるかもしれないという予報だったので服も若干薄めで来たが、 これは流石に失敗だったかもしれない。

宇都宮に着く。東武宇都宮線の南宇都宮が会場の最寄り駅だが、 多少時間があったので宇都宮市街に出る。中心部では所狭しと餃子の看板があり、 流石に、餃子の街というのが一見しただけで見て取れる。あと、パルコやその近隣の商店街には 遊ぶところや服などを買うところが結構充実しており、そこまで言うほど田舎ではない。 それにしても、見かけたうちで、女の子の半分くらいの服装がゴスロリぽかったのはどうしてだろうか。 少しだけ要素が入っているかもしれないと思えるものから、思いっきりそのまんまのものまで様々だった。 ちょいと有名な暴走自転車を乗り回す市民を見かけたり、数時間の観光を楽しんだ後、 再び東武で南宇都宮の会場まで。相変わらず、この近隣は閑散としている。

雨が降り始めたが、来ない。開演10分前だというのに、まだ来ない。 大変だ。連番相手が来ないのである。彼とは、何十という公演をともにした歴戦の戦友なので、 まさか、ここですっぽかすという事は有り得ないだろうが、流石に心配にもなる。 そして、5分前、ようやく彼が到着した。どうやら最近購入した自家用車で来たとの事だが、停める 所が中々見つからなかったようだ。車とは、親ローンらしいが、羨ましい。チケを渡し、昼公演入場。

昼公演はどちらかと言えば、盛り上がり度で言えば低め。 とは言え、比較対象が一ヶ月前の越谷日曜のみであるから、あまり参考にはならないかもしれないが、 北関東と言う事で、娘。コン常連が少なかったかもしれない。越谷ではあまり見られなかった、 普通のお客もちらほらと見られたし、個人的にはこのくらいが一番いい。それにしても、 約一ヶ月振りの参戦だったが、コンサ開始後数曲と、本編ラストの密度の濃さが物凄い。 特に、前半2、3、4曲目(セットリストは下記参照)の流れは、会場中を一大ダンスホール化させる事に 見事に成功しているし、ほぼ全員がフリコピに勤しむ様は圧巻。ただ、当然踊れない人も地方に行けば多い 訳で、やはりそこら辺は課題だろう。しかし、4曲目のセクシーボーイでは、簡単なサビの踊りの浸透を 図った成果が出ていたのか、周りでも一番踊れる人の多い曲になっていたように感じた。上々。 どういう風に盛り上がるか心配だった1曲目も、メロに分かり易いフリを多用 する事で踊り易くなっており、また、拳を突き上げる箇所も非常に分かり易い。 こういう曲でありがちな、ひたすらオイオイしか言わない様な雰囲気とは全然違った感触になっているのが 好印象。あとは、5曲目のパープルウインドの選び方が、やはり実に巧い。1曲目から4曲目まで続いた ひたすら盛り上がる曲の後に、クールダウンと爽快感の効果を合わせ持つこの曲がある事で、 その後への繋がりをスムーズになっている。また、曲中にソロや、数名のみのダンスを挟んだりする 事で、それまでの、娘。全体で見せる序盤の流れから、個人や数名で見せる中盤の流れに 上手い事シフトさせていっている。さらに、6曲目の色っぽい〜でも、亀井、久住のペアのダンス があり、その流れを引き継いでいる。あと、レインボーピンクは、やはり久し振りと言う事で 硬直してしまい、特に何も出来なかった。あの振りは何度見ても見飽きない。 あと、「こはっピンク!」は閑散気味。宇都宮と言う事で餃子ネタをやはり挟み、 豆亀田の3名のMCでは、ガキさんが肉じゃがを作りたいと夢を語れば、 亀がポテトサラダなら作れるよ〜、れいなも〜と、実にグダグダw

そんなこんなもありつつ、昼は終了。正直、席の間が結構狭めという事で、 微妙にはっちゃけ難くかった。外に出ると、雨も上がり、少し歩いたロッテリアで飯を食う。 少し早めに開場時刻ほどに会場に戻り、物販なんぞでブラブラしながらしばし歓談。夜公演スタート。

左隅と言う事だったが、その横に広めの通路があったのが有り難かった。 お蔭で前半から非常にテンション高く行けた。会場も昼に比べてノリもよく、 娘。さん達のテンションも上々。バラードやミディアムテンポの曲が中盤にいくつか挟まれるので、 死にそうになることはあまりないが、今ツアーの4つ行った中で、今公演が一番楽しかった。 そう、ミディアムテンポの楽曲と言う事で触れ忘れてはならないのが、やはり、INDIGOだろう。 曲が染み込んだのか、3人ともあの、マイクスタンドを使ったセクシーダンスをとても自然に踊れていた様に見えた。亀井は、 素の部分が見え隠れしていたのがなんとも可笑しかったが、 ガキさんの腰周りの動きの上手さがこちら側の余裕をかき消してくれる。 一体何なのだ、あの動きは。完全に動きのセクシーさで、他の2名を凌駕している。 最近ダンスにもキレがあるれいなも、腰ではガキさんの足元にも及ばない。 それにしても、ガキさんが新時代の娘。のセクシー隊長候補になろうとは、 なんとも言えぬむず痒さを感じる。

そろそろレインボーピンクも慣れてきたので、通路席と言う事で軽く踊ってみた。 流石に足の動きを再現するのは無理だが(横に人がいなくても多分無理だわ)、上半身だけなら 少しは踊れたかもしれない。それにしても、あのフリを踊ると、さらにトリップしてしまいそうな 感覚に陥る。なんたって、あのフリは人間の根本的な動き方から逸脱しているのだ。狂っているのだ。 そして、そのフリを踊る重ピンクとこはっピンクも、 さらにはそれをコピるこちら側も、完全に狂っている。ちなみに、夜の「こはっピンク!」は会場 揃い踏みでいい感じだった。

後半戦もそれはそれは盛り上がった。中でも、直感2はリミックスバージョンにアレンジ が変わってからというもの更に、狂気を増している様に思えるし、 浪漫も踊れる様になるとこれまた楽しい。なんにも言わずに〜も、最後に使われる と実に感動的だ。いつ終わるのかが分かり難かった前回に比べ、今回はそれはスムーズに楽しめたが、 アンコールの2曲がまだ自分の中でしっくり来ていない。ラブピはまぁ聴き慣れているし、とても楽しいのだが、 最後のさよなら〜が、どうも曖昧な感じで終わっている気がしてならない。ネタモノとしては面白い曲だが、 盛り上がって締めるのでもなく、かと言って爽やかに締めるでもなく、 どうも、終わりでしか使えない曲だからここで使わさる得ないという事情に 縛られてしまっている感じがあるのが勿体無い。 勿論、個人的な好みだから、これでいいじゃんという人もいるかもしれないが、 理想は、ごまのGM03Aのスクランブルか、娘。の02年春ツアーの、本気で熱い〜だったりするので、 アルバムからの曲だと、青空がいつまでも〜がラスト辺りに来てくれていると、 ラブピからの流れも良くてしっくり来ていたかもしれない。

途中のMCで、亀が耳を餃子にするという非常に地味な一発芸をやったり、 ラストのMCでは、昼に引き続き、吉澤リーダー、娘。6周年の報告を聞いて感動したりしながら終演。 前日からあまり睡眠時間が取れずに、結構疲れていたのか、帰りの宇都宮線では、乗った直後から 赤羽あたりまで爆睡。まったく、今回もいいライブだった。MCが少ないので違いというのはあまり 感じれないかもしれないが、またもう一回体験してみたい、そう思わせてくれる公演だった。 そしてまた、昨今当たりが少ないのではないかと言われてしまう最近の娘。の曲々も、 使われるべきところで使われたら、ちゃんと力を発揮するのだ。 それが感じ取れた事だけでも、今ツアーの自分なりの収穫。推しのれいなも、 毎回素晴らしいステージを見せてくれるし、かつ可愛いしw大満足。

次回は名古屋を予定しているものの、如何せん予算に都合が付かないのが 痛いところ。折角行くなら遠征になる事だし、土日全部行きたいところだが。

(06/04/04)

3月5日日曜日 サンシティ越谷市民ホール

まずは、セットリスト。

1、HOW DO YOU LIKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
2、THE マンパワー!!!
3、Go Girl 〜恋のヴィクトリー

モニターでメンバー紹介

4、SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜
5、パープルウインド

MC1(全員登場、時々により数名のみトーク)

6、色っぽい じれったい
7、愛あらばIt's ALL RIGHT
8、友達(♀)が気に入っている男からの伝言(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/藤本/田中/亀井)

コント(小川メイン、戦隊モノ)

9、レインボーピンク(道重/久住)
10、銀色の永遠(藤本)
11、NATURE IS GOOD!(吉澤/高橋/紺野/小川/新垣/亀井/田中)

MC2(新垣/亀井/田中)

12、無色透明なままで(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本)
13、大阪 恋の歌(高橋)
14、レモン色とミルクティ(新垣/亀井/田中/道重/久住)
15、青空がいつまでも続くような未来であれ!
16、ザ☆ピ〜ス!(VTR→2番からメンバー登場)
17、INDIGO BLUE LOVE(新垣/亀井/田中)
18、恋は発想 Do The Hustle!(吉澤/高橋/紺野/小川/藤本/道重/久住)
19、直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜

MC3(吉澤を中心に数名)

20、女子かしまし物語3
21、浪漫〜MY DEAR BOY〜
22、なんにも言わずにI LOVE YOU

encall

MC4(全員)

23、ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。
24、さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!

追い出し曲、さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
(スクリーンで、各メンバーライブシーンとコメントが流れる)

だったかな。大体こんな感じだったと思うが、MCの位置が実は地味に違ったかもしれない。 某板を参考にしながら書いたのだが、全員で言うMC3が、実はアンコール後だっかたもしれない。

感想としては、非常に流れが良かった。これまでの娘。コンにありがちだった、 あまりに長いMCゆえ、流れが完全に寸断される、という現象が起きていない。全員で一言ずつ 喋るのは最後の一回だけと、これまでとは全く違う。 昨年秋は、MCにコントと、そちらの方で非常に充実感があったが、今回はその対極だろう。 個人的には、こちらの方が好き。

ただ、メンバーの体力保持の為に、小分けによる楽曲が多過ぎたのが、 少し残念。それも、途中に全員で歌う部分を挟むなど(15、16曲目)、そう感じさせない為の努力が 垣間見られたものの、逆に、小分けで歌う部分の長さが強調されていた様に感じられて、実質、最初 と最後の部分しか全員で歌っていないようにも思えてしまえる。 一方、今回のアルバムに収録されていた小分けの3曲を離して使う事で(9、12、17曲目)、 それらが一体どのタイミングで登場するのかという楽しみを残してくれていたのは、良かった。

全体の流れとしては、5曲目までが完璧といっていい程に良い。 特に、5曲目は、アルバムで聴いた時にはさしていい曲だとは思えなかったものの、 その前のSEXY BOYからのパープルウインドのイントロへの流れが非常に良くて、 一瞬、どの曲か分からなかった程だった。ただ、中盤のピ〜スで、一旦VTRになってから2コーラス目で 本編に戻るという、若干中途半端な展開が見られたが、これはあまり個人的には頂けない。 次からはまた、小分けの曲に戻るのならば、ここで無理を押してピ〜スをやる必要はなかったのでは ないだろうか。あと、中盤が長すぎることもあってか、終盤がいつ来たのかというのが 見え難くなっており、本編ラストに向けての盛り上がりというのが、作りにくい形となっている。 せめて「あと3曲!」とか言ってくれれば多少は変わってくるだろうとは思うが…

選曲は、非常に玄人好みだろう。全24曲中、 シングルが10曲(未発売1曲)、カップリングが3曲、 アルバム曲は4thから1曲、5thから1曲、6thから1曲、7thから7曲、 藤本ソロから1曲となっており、とてもバランスが良い。また、 6期加入以降の曲は全23曲中(藤本ソロ曲を除く)19曲と、現モーニングを意識させる 作りとなっていたのが、個人的にはとても挑戦的で好感が持てるが、 この中でメジャーな曲と言えば、前述のピ〜スのみであり、その意味では、最近ようやく 娘。を知り始めた人以外のライトな層には、中々に大変なセットリストだったのではないだろうか。

数曲、他に挙げるとすれば、15曲目の青空〜の使われ方が意外だった。 アルバムの中心の曲だったので、今回のライブでかなり前半か、かなり後半で使ってくる だろうとは思っていたが、完全に中盤に埋没している印象を受けたのが、残念だった。 それに対し、パープルウインドは、5曲目という位置の良さもあってか、 その曲の元々持っている力以上のものを十分に発揮していたように思えた。 間奏で、メンバーが1〜3人くらいに分かれてソロダンスを踊るパートもあり、 見ごたえ十分。また、6曲目の色っぽいじれったいでも、間奏に亀井久住ペアの長いダンス パートがあり、楽しめる。そして、今回最も注目を浴びたであろうレインボーピンクは、 これもまた恐ろしい事になっている。ここを御覧の方で、まだ見ていない方がいらしたら是非、 楽しみにして頂きたい。かねてから、ダンスにおける体の動かし方がおかしいと評判の道重の、 その体の動き方に合わせて作られたかのような奇怪なダンスが、かの名曲の世界観をさらに 濃厚な方面に広げており、この曲ばかりは流石にフリコピも忘れてただただ見入るばかり。 あと、この曲だけはMC以外は口パクだが、彼女達の事を思えば、納得が出来なくもない。

あと、気になった事だが、今回スクリーンが左右に中型のが2つずつ、 また、ステージ足元にも2つ程、小型のものがあり、そこに 曲により歌詞などが表示される様に出来ている。 最初のメンバー紹介や、最後の追い出しの最中のメンバーのコメント等、 今回のツアーでは映像での作りこみが充実している風に見受けられて、とても好感が持てる。 あと、越谷で気になったのが、全員がヒールのあるロングブーツの衣装の時、 小川だけがスニーカーだった。ブーツが壊れたのかとも思ったが、 今週の富山でも小川だけスニーカーだった事から、怪我か何かかもしれないとも 心配になってしまうが、大事でなければよいのだが…

次回は、4月に入ってから宇都宮に昼夜参戦の予定。MC等があまりない為、 特にこれといった変化もないかもしれないが、メンバーの多さから前回だけでは十分 捉え切れなかっただろう部分も多いので、次回も是非、彼女達の充実のステージを楽しみたい。

(06/03/12)

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